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2018年8月11日土曜日

アメリカの個人年金保険アニュイティー

アニュイティー(Annuity)個人年金保険の概要


アニュイティー(Annuity)って、聞いたことありますか?

[個人年金保険]と言われていて、契約により ある一定期間・一定の間隔で継続して支払われる個人年金で、保険会社から購入するのが一般的です。

リタイアメント資金の運用方法の中でも、『元本を超えても契約者が亡くなるまで、一生涯年金が受け取れる唯一の方法』 だと言われています。

契約時に入れる資金は、[課税後所得]ということで税金控除はありませんが、運用利回りは 受け取る時まで課税されません。

リタイアメント資金のための年金扱いになるので、59歳6ヶ月前に引き出すとペナルティがかかります。また、契約を早期解約(たとえば 7年で)すると保険会社のキャンセル料がかかります。

受け取り開始時期

Immediate Annuity
リタイアメントのために投資してきた資金で一括購入し、リタイア後すぐに月々定額を受け取るタイプ。
Deferred Annuity
リタイアメント資金を長年かけて積み立て運用し増やし、そのあと受け取りが始まるタイプ。

運用方法

Fixed Annuity
契約時に定められた支給額を受け取るタイプ。
Variable Annuity
投資パフォーマンスに応じて支給額が決まるタイプ。
Index Annuity
元本保証の利率が株価指数の実績によって変動するタイプ。

受け取り方法

一定期間受け取り
その一定期間内に契約者が亡くなった場合、残りの期間は受取人(Beneficiary)が受け取ります。
生涯受け取り
契約者が生きている限り、受け取りが続きます。
一定期間の保証付き 生涯受け取り
一定期間の受け取り保証がついた 生涯受け取りが続きます。

積立金の受け取りは、一括受け取りか分割受け取りかが選べます。

アニュイティーは比較的高い手数料がかかるということでも知られているので、このアニュイティーを始める人は次のような人が多いかもしれません。

401(K)やIRAなどの税優遇のリタイアメント資金口座に限度額いっぱい投資していて、それでもまだ投資できる余分な資金がある人。
資金を運用したいが、元本が減るリスクを負いたくない人。
ソーシャルセキュリティーの老齢年金の他にも、月々定期的にもらえる年金が欲しい人。

アニュイティーは 長期契約の個人年金なので、自分のニーズに合ったプランを選ぶことはとても大事です。良質な商品・プランを選ぶことで、自分のリタイア後を長い間守ってくれる個人年金ということになります。

今回は、ただこういうものもあるということで 紹介しました。

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