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2018年6月25日月曜日

アメリカの州の遺産税・相続税は?

連邦の他にもある 州の遺産税・相続税


40%の連邦遺産税に加えて、州の遺産税・相続税がある州があります。
各州は独自の税率や控除額を設定しています。

遺産税がある州

12州とワシントンDC

コネチカット州・ハワイ州・イリノイ州・メイン州・メリーランド州・マサチューセッツ州・ミネソタ州・ニューヨーク州・オレゴン州・ロードアイランド州・バーモント州・ワシントン州 と ワシントンDC。

ちなみに、ワシントン州の20%は、全米一高い遺産税率です。

相続税がある州

6州 (配偶者は免除)

アイオワ州・ケンタッキー州・メリーランド州・ネブラスカ州・ニュージャージー州・ペンシルベニア州。

ちなみに、ネブラスカ州の18%は、全米一高い相続税率です。

メリーランド州は両方を課税する唯一の州です。

おわかりのように、多くの州は遺産税も相続税もありません。

それというのも、遺産税や相続税がある州から、税金回避のために 遺産税や相続税がない州に移る人が多くいるからです。

その防止のために、控除額を大きくしたり廃止する州もあります。

実際、年々廃止する州が増えているので、来年は廃止する州が出てくるかもしれませんね。

ちなみに、カリフォルニア州は2005年に相続税が廃止になりました。