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2018年8月4日土曜日

日本にいる親のための介護保険概要

日本の介護保険、その制度とは。


介護保険とは

この介護保険は、公費(税金)と40歳以上の人が納めている『介護保険料』を財源として、各自治体が運営しています。各市区町村で内容が多少異なります。

65歳以上の介護が必要な人・援助が必要な人は、費用の一部を負担するだけでいろいろな介護サービスを利用できます。 (40歳から64歳の人も、介護保険の対象となる病気により要介護認定を受けた人も対象)

サービスを受けるまで

1. 市区町村の窓口で相談・申請します。
2. 介護が必要・援助が必要だと思う人は、『要介護認定』を申請します。
3. 介護がまだ必要ないと思う人は、『基本チェックリスト』を受けます。
4. 認定がされると、その要介護度により介護サービス等を利用できます。
5. 認定されなくても、介護予防に取り組んだサービスを利用できます。

要介護認定の申請とは

市区町村の担当職員が自宅に来て、心身の状態などを聞き取ります。その時、通常の生活での身体の動きもチェックします。
その後、訪問調査での結果や主治医の意見書などにより、『要介護度』が判定されます。

訪問調査の際 気を付けることは、日常そのままを見てもらうようにすることだと思います。気丈なふりをしないように。どちらかといえば、体調が悪い時を想定しての自分を見てもらうくらいでいいのではないでしょうか?

要介護度】とは

介護が必要な度合いによって上から、要介護5~1・要支援2~1のうち いずれかに判定されます。
要介護と要支援は、利用できるサービスが多少異なります。
要介護 ー 介護サービスの利用ができます。
要支援 ー 介護予防サービスが利用できます。
なかには、認定の際、要介護・要支援対象外になることもあります。

認定後は、担当のケアマネジャーさんと どんなサービスを利用したいのかを相談して、ケアプランを作成します。ケアプランによりサービス事業者と契約したりして、サービス利用が始まります。

また、サービスの支給限度額があります。限度額以上のサービスを利用した場合は、全額自己負担になるので、ケアマネジャーさんとそのことも含めて相談します。

介護保険サービスを利用する時は 自己負担もあり、所得により1割から2割、そして3割負担が2018年8月から始まりました。
また、要介護度が高いほど負担額は多くなります。(要介護5)

いろいろなサービスがあり、介護保険施設への入所や、自宅にきてもらうサービス、レンタルサービスなどほんとうにいろいろあります。
通所介護(デイサービス)希望の場合は、施設を見学や体験利用してみて決めることもできます。

各市区町村のサイトには、介護保険のパンフレットがあると思います。

半年または1年に1度、担当職員がその都度自宅に来て、健康状態の変化をチェック、判定の見直しをし翌年の更新をします。

ちなみに 私の母は、要介護2・要介護1・要支援2の間を、更新の度 行ったり来たりしています。毎回 担当職員は変わるようで、人によって判断が違うのかな?と思ったりします。

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