2018年6月3日日曜日

ソーシャルセキュリティー老齢年金の受給年齢

老齢年金(Retirement Benefits)の受給年齢


前回は、受給資格を記事にしましたが、今回は受給年齢について。

いつから受給できるのか? いつから受給したほうがいいのか?
誰でも考えるものだと思います。
受給開始後は変更ができないので、慎重に決めたいものですね。
(申請後1年以内なら、手続きをすれば受給額を返納することで申請取り消しはできます。)

受給年齢
FRAとは、Full Retirement Ageのことで、老齢年金(Retirement Benefits)が満額受給できる年齢です。生まれた年によって違いますが、ほとんどの人は67歳になります。

生まれた年   満期受給年齢
1943年~1954年 66歳
1955年              66歳  2ヶ月     
1956年                 66歳  4ヶ月
1957年                 66歳  6ヶ月
1958年                 66歳  8ヶ月
1959年                 66歳10ヶ月
1960年以降          67歳 満額受給年齢になります。
(誕生日が1月1日の人は前年度で計算される)
ここでは 私を含め67歳が満額受給できる年齢の人を対象に情報提供します。

62歳から早期受給できますが、受給金額が満期受給額よりも減額され受給額が以下のようになります。

62歳 70.0% (30%減額)
63歳 75.0%
64歳 80.0%
65歳 86.7%
66歳 93.3%
67歳 100.0%

例:Aさんは67歳の満期受給年齢での給付額が $1,000だとします。それを待たずに62歳で申請すると、30%減額された $700を生涯受給することになります。ちなみに、65歳で申請すると、$867になります。

また、受給を67歳の満期受給年齢より遅らせるとクレジットがもらえます。
70歳まで1年遅らせるごとに受給額が8%増額になり、最高24%の増額になります。(70歳以降の増額はありません。)
*配偶者は67歳の満期受給年齢より遅らせても、このクレジットはつきません。

よく、配偶者本人の50%受給できるって聞いていましたが、それは配偶者本人が67歳の満期受給年齢で申請した時です。それ以前に申請した場合は、以下のようになります。

62歳 32.5% 
63歳 35.0%
64歳 37.5%
65歳 41.7%
66歳 45.8%
67歳 50.0%

78歳でブレークイーブン⁉

私は、ちなみに62歳で受給開始と65歳で受給開始した時の受給額を計算してみました。
62歳からは 70%の受給ですが、65歳から受給する人より3年間長く受給しますよね。
なので、78歳の時点で受給額がほとんど同じになることがわかりました。
私は、受給資格ができたら(62歳)申請しようと思っています。
78歳以上長生きしたら、早めに受給したことを後悔するかもしれませんね???
天災・人災はともかく、自分で健康管理はしっかりしたいと思います。

統計によると、圧倒的に特に女性は62歳から受給する人が多いです。男性でも65歳。
さて、あなたはどうでしょう?
もし、62歳から受給したい場合は 61歳と9ヶ月の時に、申請することができます。

次回は、受給金額について 記事にします。