2018年7月6日金曜日

グローバルエントリープログラムで 事前入国審査

Global Entry Programには 申請・登録が必要





グローバルエントリープログラムとは、【米国税関・国境保護(CBP)】の[TRUSTED TRAVELER PROGRAM]の一つで、アメリカ入国手続きの簡素化と迅速化を最大の目的とした、事前入国審査の制度です。5年間有効です。

♦️申請資格者

アメリカ市民と永住権保持者、他いくつかの国籍の人は申請できます。
2017年12月時点では日本国籍の人は、対象になっていません。

♦️申請・登録の流れ
 
TTP(Trusted Traveler Programs)で、まず自分のアカウントを作り その後ログインし申請します。その時、申請料 $100 (払い戻し不可)を支払います。

申請が受理され承認されると、定められた空港にある登録センターに予約して 【米国税関・国境保護(CBP)】の職員による面接をするように指示されます。このインタビューの待ち時間は数か月かかる場合もあるようです。

この面接がこのプログラムの最後のステップになるわけですが、次回アメリカ入国の際にインタビューをしてもらい それが『面接』となり、わざわざ面接のためだけに定められた空港に行かなくてもすむようにしてもらうこともできます。

でも、これもすべての空港でできるわけでは ありません。

グローバルエントリーキオスク 

利用客が多い国際空港以外では、まだグローバルエントリーキオスクがない空港があります。申請する前に、普段利用する空港にあるかどうかチェックする必要があります。
でも、このグローバルエントリーキオスクの設置は年々増えることでしょう。

このプログラムの手続きが完了した人は、国際線到着後 通常の入国審査の列に並ぶことなく、直接グローバルエントリーキオスクで入国審査の手続きができます。

このキオスクでは、パスポート・グリーンカードをスキャンし、指紋認証の後、税関申告をします。キオスクでの手続き完了のレシートを受け取り、その後は 預け入れ荷物受取所及び出口に進むよう案内されます。

通常 機内で記入して入国の時に手渡していた税関申告書も、機内で記入する必要がなくなりました。

このプログラムは、パスポートの有効期限には関係がありません。ただ、TTP(Trusted Traveler Programs)のWebsiteでパスポート情報を更新する必要はあります。

もし、日本やアメリカ国外に 頻繁に行く人で、利用客が多い空港を利用する多忙な人には、メリットありますね。また、出張でよくアメリカ国外に行かれる人は、申請費用を会社が負担するケースもあるでしょう。

私の場合、そう頻繁にアメリカ国外に出ることがないので、このプログラムは申請しないと思いますが、マシーンに音痴な私は、もし初めてこのキオスクを利用する時には、時間がかかりそうです~。(苦笑)