2018年10月3日水曜日

リタイアメントベネフィット受給開始年齢

FRA(Full Retirement Age)について


FRAは、すなわち アメリカのソーシャルセキュリティー リタイアメントベネフィットの満額受給年齢のことになります。

(このFRA、1935年に社会保障法ができてから1983年までは65歳でした。今から35年前ですね。)

1960年以降に生まれた人は 67歳です。
それ以前に生まれた人は、以下のとおり。

1943年~1954年に生まれた人 66歳 (今現在75歳~64歳)
1955年            66歳 2ヶ月
1956年            66歳 4ヶ月
1957年            66歳 6ヶ月
1958年            66歳 8ヶ月
1959年            66歳10ヶ月
1960年以降に生まれた人    67歳

このFRAは、男女関係ありません。

また、配偶者ベネフィットの満額受給年齢も同じようになります
1960年以降に生まれた人が配偶者ベネフィットを受給する場合、67歳の満額受給年齢で 配偶者の50%を受給するようになります。
67歳より前に受給すると、減額されて50%以下の受給額になります。

私は 以前、”配偶者は無条件に半分はもらえるもの”と思っていましたが、配偶者本人が 67歳の満額受給年齢にならないと 半分はもらえないということを知りました。

詳しくは、https://www.ssa.gov/planners/retire/retirechart.html


FRAより前(62歳から)に受給開始することもできます。受給額は62歳では FRAより30%減額になります。

また、後(70歳まで)に受給開始することもできます。受給額は70歳では FRAより24%増額になります。

62歳で受給する人が1番多く、3人に1人以上 特に女性は62歳で受給を開始する人が多いようです。また、半分以上の人はFRA前に受給を開始するようです。

人々が リタイアメントベネフィットをFRA前に受給する理由の1つに、このプログラムの『破綻』を心配しているからです。

2017年に発表された社会保障理事会の報告書によると、ソーシャルセキュリティーの資金積立金は2034年に破綻し、その後の給付予定額は 現在の給付予定額の77%のみと予測されています。

この破綻とは、ソーシャルセキュリティー税収入が減る一方、受給者が増えることで 蓄積された積立金が底をついてしまうということです。

このまま何も改善されなければ、まったく支払われなくなるということではありませんが、支払われるべき現在の給付予定額は支払われなくなる可能性があるということです。

今現在50代の人々は、たぶん予定通りの受給額を受給できるのではないかと言われていますが、どうなることでしょう。

解決策として誰でも考えられるのは、

ソーシャルセキュリティー税の増税
・リタイアメントベネフィット受給額の減額
・リタイアメントベネフィット受給年齢の引き上げ

これは、アメリカだけではなく日本も同じ状況にありますよね?

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