2018年12月4日火曜日

アメリカ市民権を取得しない理由

メリット・デメリットについて


アメリカ市民権を取得した人はたくさんいると思います。

人それぞれ理由がいろいろだと思いますが、そのほとんどの人は子供がいる人でしょうか?時期も 日本にいる親が亡くなったあとというのもよく聞きます。 

日本以外の国から移民した人たちの多くは、アメリカ市民権を取得できる資格ができた時に取得するようです。その後、自国から家族を呼び寄せたいと思う人も多いからでしょうね。

以前、アメリカ市民と永住権保持者では贈与税や遺産税等に大きな違いがあった時期があって、アメリカ市民をご主人に持つ永住権保持者の日本人妻は その時にアメリカ市民権を取得した人がたくさんいたそうです。

お互いにアメリカ国籍の夫婦間では、贈与税・遺産税が非課税になるのは、ほとんどの人は知っていると思います。

でも今は、永住権保持者でも特に遺産税の控除額が大幅に引き上げられ、遺産税の心配をしなければいけない人はそう多くはいないと思います。

でもこれから先、また法律が変わるかもしれません。
税金面やソーシャルセキュリティーのベネフィット等、アメリか市民と永住権保持者では扱いが異なることもでてくるかもしれません。

アメリカ市民になった人は、もうそういう心配がないわけですよね。

私はこの国アメリカでは、永住権を持っている外国人です。合法的にアメリカに居住することや仕事をすることができる権利を与えられています。そして、税金もアメリカ市民と同じように納める義務もあります。

10年に1回更新があり、この更新時の手数料は毎回値上がりしていますが、1年いくらになるのか計算すると納得できる手数料だと思えるようになりました。

私の場合、アメリカ市民権を取得しない理由は、このままアメリカ永住権を保持するだけで何も不便がないからです。あと 子供がいないので、もし夫が先に亡くなったらって思うと、あえてアメリカ市民権を取得する理由もないかなと。

言い換えれば、日本国籍を保つということになるのでしょうね。

私がアメリカに結婚で来た時には、それなりの覚悟で来ました。そう滅多には帰れないということもわかっていたし「これからアメリカに永住するんだ。」という思いでしたね。当時のアメリカは、ほんとに遠く離れた異国の地だったんですよー。

ちなみに、アメリカ市民権を取得後 万が一日本国籍に帰化したくなった場合、それはそう難しくないと聞きましたが、どうでしょう。

サイトマップに【アメリカ市民権・永住権】として他にも記事がありますので、興味のある人はこちらをどうぞ。

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