アメリカのメディケア(健康保険)について #2
メディケアには何種類かあって、政府が提供する基本の健康保険と 民間の保険会社が提供するオプションの健康保険があります。
今回 メディケアシリーズ2回目は、政府が提供している基本の健康保険について。下記のすべての金額は、2018年度の金額になります。
今回 メディケアシリーズ2回目は、政府が提供している基本の健康保険について。下記のすべての金額は、2018年度の金額になります。
【メディケア(Medicare)】通称 オリジナルメディケア(連邦政府が提供)
*Part A (Hospital Insurance)
入院と退院後の高度看護施設(Skilled Nursing Facility)における費用、またホームヘルスケア・ホスピスケアの費用。
病院に入院した場合:
Deductible(免責) $1,340。
Coinsurance(自己負担) 入院60日まで $0、入院61日~90日 $335/日、入院91日~150日 $670/日、入院150日以上 全額。
高度看護施設(Skilled Nursing Facility)に入院した場合:
Coinsurance(自己負担) 入院20日まで $0、入院21日~100日 $167.50/日、入院101日以上 全額。
*Part B (Medical Insurance)
外来患者の医師による病院や診療所での診察料及び医療費、またホームヘルスケア・医療機器・病気などの予防サービスの費用。
Coinsurance(自己負担) 20%。(残りの80%はメディケアがカバー。)
【保険料】
*Part A
本人が働いてソーシャルセキュリティーのメディケアを10年以上納めた場合、保険料 無料になります。その本人の配偶者・元配偶者も保険料 無料になります(65歳以上が条件)。もし、その本人が亡くなった場合でも、残された配偶者・元配偶者は保険料 無料です。
本人が働いてソーシャルセキュリティーのメディケアを10年以上納めた場合、保険料 無料になります。その本人の配偶者・元配偶者も保険料 無料になります(65歳以上が条件)。もし、その本人が亡くなった場合でも、残された配偶者・元配偶者は保険料 無料です。
なので、ほとんどの人はPart Aの保険料は無料になっていると言われています。
しかし、ソーシャルセキュリティーのメディケアを10年納めていなかった場合、保険料を支払わなければいけません。
10年以下~7年6ヶ月以上 $232の保険料。7年6か月以下 $422の保険料。
*Part B
標準的な保険料は $134。(申請2年前の収入によって決まります。)
シングルで$ 85,000以下・ジョイントで$170,000以下 $134
シングルで$ 85,000~$107,000・ジョイントで$170,000~$214,000 $187.50
シングルで$107,000~$133,500・ジョイントで$214,000~$267,000 $267.90
シングルで$133,500~$160,000・ジョイントで$267,000~$320,000 $348.30
シングルで$160,000以上・ジョイントで$320,000以上 $428.60
まず、65歳ですでに老齢年金を受給している人は、65歳になる3ヶ月前に、メディケア カードが郵送されます。そして、自動的にPart A と Part B に加入することになります。
また、老齢年金を受給している人の保険料は、$134より少ない金額(平均$130)が、老齢年金から自動的に差し引かれます。
老齢年金をまだ受給していない人は、自分で申請しなければいけません。
老齢年金をまだ受給していない人は、自分で申請しなければいけません。
Part Bに 申請すべき時に申請しないで 後日申請すると ペナルティが課せられ そのペナルティ額を含んだ保険料を ずっと払い続けることになることがあるので注意が必要です。
とにかく、65歳になる3ヶ月前になったらソーシャルセキュリティーオフィスに連絡をした方がいいと思います。
この 連邦政府が提供する基本の健康保険オリジナル メディケアPart AとPart Bには、処方箋薬・歯科・視力・聴覚等はカバーされません。
つくづくできるだけ長く健康でいたいなぁって思います。。。
次回は、民間の保険会社が提供する オプションの健康保険について。