2018年8月27日月曜日

アメリカの積立型終身保険

生命保険で保障と貯蓄を兼ね揃えた終身保険


積立型の終身保険(Permanent Life Insurance)には、大きく分けて3種類。

・終身保険 (Whole Life Insurance)
・インデックス連動型終身保険 (Index Universal Life Insurance)
・変額終身保険 (Variable Life Insurance)

*終身保険

保険料は定額で設定され、死亡保障は一生涯続く貯蓄型の保険です。

契約内容によっては、保険を担保にしてローンができたり、途中で契約を解約する場合は、その時点で貯まった積立金を受け取ることもできます。

最初から、貯蓄のひとつの手段として購入する人もいるようです。

終身保険は、通常一生保険料を払い続けますが、契約内容によっては一定期間支払えば、その後も保障が続くものもあります。

*インデックス連動型終身保険

保険料は、積み立てられていき 利息は投資運用によって加算されていきます。運用額がマイナスにはならないように、保険会社は保証するようになっているようです。

また、契約内容によっては、保険を担保にしてローンができたり、現金価値から一部引き出すこともできるようです。

*変額終身保険

保険料は、契約者自身が株式・債券などに投資運用し その実績によって保険金や解約払戻金が増減する保険です。リスクもあるということですよね?

予定利率(積立利率)は、日本に比べると高いです
「予定利率」とは、生命保険会社が契約者に対して約束する資産運用利回りのことです。

では、この予定利率が日本とどのくらい違うのかですが、例を上げると

終身保険 (Whole Life Insurance) 2.5%~4.5%
インデックス連動型終身保険 (Index Universal Life Insurance) 0%~12%

日本の積立保険 0.25%

アメリカの予定利率は、日本に比べるとはるかにいいことがわかります。
(保険会社によっても予定利率は多少違うので、この%は参考までに。)

この違いは、支払っていく保険料が高ければ高いほど、そして期間が長ければ長いほど その差が表れます。

日本に帰国を考えている人も、アメリカ在住のうちに購入していれば、日本に帰国してもそのまま契約を継続することもできるようです。保険金や積立金も日本で受け取ることができるようです。

永住権保持者だけではなく、その他各種ビザを持つ合法的に居住している日本人は アメリカ在住のうちなら、購入できるようですよ。

保険料の資産運用利回り分は、将来引き出すまで課税されないので、リタイアメントプランとして購入する人もいるようです。また、万が一の時に 受け取る死亡保険金は 非課税です。

生命保険としてだけではなく金融商品として、節税対策や相続税対策に生命保険を利用している人もいるようですね。

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