10年に1回の内視鏡検査(Colonoscopy)
経験したことがある人は、10年に1回で充分だと思っていることでしょう。
私自身は まだこの検査を受けたことはありませんが、検査そのものより そのための準備の方が大変なような気がします。
医師や病院によって多少指示が違うと思うので、その大変さの概要だけを書いてみます。ちなみに、日本では検査日の前日からの準備でいいようです。
内視鏡検査は、直接は腸の中を観察するので 小さいポリープでも見つけることができます。そのために、腸内を空にして綺麗な状態にしておかなければいけません。
検査の3日前から準備をします。
たとえば、水曜日に検査が予定されている場合、日曜日の朝からです。
と言っても、検査の3日前と2日前は、食事と飲み物が少し制限されるだけで、実際の準備は検査の1日前からになりますね。
検査の3日前と2日前
・繊維の多い食べ物は食べない。
・紫・赤・オレンジ色の飲み物は避ける。
・スムージー・ミルクシェイク・ミルクも避ける。
検査の2日前 夕食
・検査前に食べることができる最後の個体食品を少量食べる。
検査の1日前
・起きてから1時間ごとに透明な飲み物を 8オンス(アメリカの計量カップ1杯分)ずつ 起きている間寝るまで飲む。
・食べ物は食べれません。飲み物も透明な飲み物だけ。アルコールもダメ。
お昼
・便秘薬(下剤)のDulcolax(Bisacody)5mgを2錠、8オンスの透明な飲み物といっしょに飲む。
午後5時
・下剤のGavilyte/Colyteを1ガロンの水で溶けるまで混ぜておく。(飲みやすくするために、水の代わりに薄い色の粉末香料を混ぜても可)
午後6時
・上記のGavilyte/Colyteの液体を15分ごとに8オンス、ボトルの2/3の量を飲む。この時、ちょびちょびではなく ゴクゴクと飲む。
(1/3の量は翌日のために残しておく)
午後9時と午後10時
・胃や腸のガスの痛みを和らげるためのSimethiconeを2錠かむ。
検査当日
・検査の時間に合わせて起きるようにする。
・前日残しておいた1/3の量のGavilyte/Colyteを飲み干す。
(飲み干すまで1~2時間ほどかかります。検査の時間より3時間前までに飲み干すこと。)
・検査時間の3時間前になったら、何も飲めません。
検査前の便は透明な液体になっているはずです。これだけやったら、腸の中はピッカピカになっているのではないでしょうか。。。
検査当日は、車の運転ができないので、必ず付き添いが必要になります。
1度、腸の中をきれいにするのには いいチャンスかもと思いました。