2018年11月17日土曜日

リタイアメントベネフィット受給を始めたら

労働収入と合算所得に気をつけて


今回は、リタイアメントベネフィットを受給し始めてからの 労働収入と合算所得は関係するので、この二つについてまとめてみます。

労働収入額によっては ソーシャルセキュリティーからのリタイアメントベネフィット額が減額になり、合算所得額によっては IRSのタックスリターンで課税対象になります

労働収入について。

以前、リタイアメントベネフィットを受給し始めても、労働をして収入を得ることができるとブログにしました。ここでいう収入とは、ソーシャルセキュリティー税を納める収入のことになります。

そのブログはこちら 老齢年金受給額減額と労働収入との関係 になります。

ただ、上限額が毎年決められていて、満期受給年齢(67歳)になる年まで 上限額以上の収入があるとリタイアメントベネフィット受給額が減額になります。

減額されない程度の収入(上限額以下)でも、のちに受給するリタイアメントベネフィットの受給額が増えることになるかもしれません。

上限額以上の収入があって減額されても、のちに受給するリタイアメントベネフィットの受給額が増えることになるようです。

リタイアメントベネフィット受給額が増える時は、SSA(Social Security Administration)からそのことについての手紙が届くようです。

(満期受給年齢(67歳)後は、上限額がなくなりリタイアメントベネフィットの受給額が減額になることはありません。)

この労働収入についてのSSAのサイトはこちら。
https://www.ssa.gov/planners/retire/whileworking.html


合算所得】について。

以前、リタイアメントベネフィットにも最高で85%に所得税がかかる場合があるとブログにしました。

そのブログはこちら 老齢年金は非課税、しかし・・・ になります。

この最高で85%にかかる所得税は、年齢関係なく62歳以上のリタイアメントベネフィットを受給している人すべてが対象になります。

連邦所得税申告時(Federal Income Tax Return)の課税対象額は、合算所得(労働収入・目免税利子や配当金等の収入・リタイアメントベネフィット額の半分の合計)によります。

個人でファイルする場合は $25,000以上、夫婦ジョイントでファイルする場合は $32,000以上の合算所得がある時は、リタイアメントベネフィットに所得税がかかります。

これらいろいろな兼ね合いがあるということです。

この合算所得についてのSSAのサイトはこちら。
https://www.ssa.gov/planners/taxes.html

IRS(Internal Revenue Service)のサイトはこちら。
https://www.irs.gov/faqs/social-security-income

↑最初の質問「I retired last year, and started receiving social security payment. Do I have to pay taxes on my social security benefits?)の答えに詳しく説明されています。