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2018年8月7日火曜日

海外送金は海外送金サービス会社がお得

海外送金は、銀行か海外送金サービス会社か


海外送金の方法って、ほんとうにいろいろあります。

前回は、トランスファーワイズ(TransferWise)を取り上げましたが、他にもあるのかな?と思い、調べてみました。

XOOMは、2015年にPayPalに買収され PayPal傘下になった、大手デジタル送金サービス会社です。

まず、海外送金には 手続き手数料がかかります。
送金金額により、『送金金額○○以上は手続き手数料無料』とかもあります。

この手続き手数料だけを見ると、銀行でも安いところはありますが、銀行はこの手数料の他に、為替レートにかかる為替手数料(通称 隠れコスト)を上乗せします。

楽天銀行ソニー銀行は、銀行の中では安い方のようですが、海外送金サービス会社はそれよりも安いです。それは、この為替手数料がかからないためです。

銀行を利用する時、手数料は安くても 為替手数料を取られることによって、結局 損をしているということにもなります。

海外送金サービス会社は、為替相場そのままの為替レートを使っていて、この為替手数料を上乗せしないので、結果的に海外送金サービス会社の方が、お得になるというわけです。

海外送金サービス会社は、銀行に比べると圧倒的に安く、通常オンラインで処理できて 銀行の窓口に行かなくていいので、時間の節約にもなります。

私は今まで、高額を日本に送金、または、日本から高額を送金してもらうという機会がなかったので、この海外送金サービス会社のことは 知りませんでした。

番外編

私の家の近く(歩いて行ける距離)にはポストオフィスがあり、実家の母の家の近く(これまた歩いて行ける距離)にも郵便局があるので、いくらか送金したい時は、インターナショナルマネーオーダー(International Postal Money Order)を使っていました。

この手数料は、1枚(上限$700)につき$8.55(2018年現在の手数料)で、受け取る側には手数料がかかりません。

私の場合、送金額は数百ドルと少なく お互い郵便局が近く、受け取る側が簡単に手数料なしで受け取れるというので、私はこれを使っていましたが、いろいろ他の方法もあるんですね。

また、これは海外送金ではありませんが、日本からアメリカに、または、アメリカから日本に$10,000以下なら持ち込み・持ち出しが、アメリカ側は問題なくできますよね。
毎年日本に帰る人は、毎年この限度額以下を毎回持ち出し・持ち込みするとか。

結局、トランスファーワイズ(TransferWise)のあの画期的な仕組みが、1番 お得のようです。

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2018年8月6日月曜日

海外送金のトランスファーワイズ

トランスファーワイズ(TransferWise)って?


アメリカから日本に送金、または、日本からアメリカに送金してもらう時、どのように海外送金してますか?

海外送金ができる金融機関は多くありますが、手続き手数料が高いのが悩みの種ですよね?それだけではなく、為替手数料もかかるし、受け取る側の銀行でも「海外送金」ということで手数料がかかる場合もあります。

トランスファーワイズ(TransferWise)って、知っていますか?

この会社は2011年、スカイプの立ち上げから関わっていた ロンドン在住のHinrikusu氏たちによって設立した会社で、2016年から日本でも利用できるようになりました。

関東財務局に資金移動業者として登録されている会社です。
504通貨レート、59ヶ国で利用されていて、毎月20億ポンド(約26億ドル)以上の送金を取り扱っています。

今までの海外送金の固定観念を拭い去るほどの画期的な仕組みによって、手続き手数料等を従来の金融機関と比べると 最大1/8に安く抑えることができ、別通貨に換金される時に生じる為替手数料を0にしました

画期的な仕組み】とは

1:このトランスファーワイズは、世界各国にトランスファーワイズの銀行口座を開設しています。

2:送金する人は、その国にあるトランスファーワイズの銀行口座に振り込みます。その時点での為替レート(為替手数料なし)で換算されます。

3:受け取る人は、その国にあるトランスファーワイズの銀行口座から、受取人の銀行口座に その国の通貨に換算された金額を 振り込んでもらえます。

送金する側の国のトランスファーワイズの銀行口座と、受け取る側の国のトランスファーワイズの銀行口座が、それぞれの顧客と取引をすることで国際送金は行われません。

実際のお金は国境を越えていません。

結果的に海外送金ではなく、それぞれの国での国内送金になるので、海外送金にかかせない為替手数料がかかりません

また、それぞれの国内での振り込み業務しか行われていないので、通常の高い海外送金手数料に比べたら安くすみます

メリット

手続き手数料の安さ・為替手数料0。
オンラインで海外送金ができる。(時間の節約)
本人確認がネット経由でアップロードするだけ。
通常24時間以内での送金処理。
サイトもわかりやすく操作しやすい。
送金する前に手数料等が一目でわかる、明瞭会計。
送金する前なら、キャンセル料なしにキャンセルもできる。

円からドルは最大1回あたり100万円まで送金できます。

海外送金を始めるためには、まずアカウントを作成し 本人確認の書類が必要になりますが、これもネット経由でアップロードするだけでできます。

日本のマイナンバーを持っていない海外在住者もパスポートで利用できます。その際は、「本人確認書類と非居住者の選択肢を選択」します。
(アメリカのサイトからの登録もできます。)

最初の、この本人確認が終了するのには 多少時間がかかります。

銀行窓口に行かなくても、海外送金ができる。それだけでもすごいです。
このトランスファーワイズは、21世紀の海外送金だなと思いました。

海外送金をよく利用される人には、必見です。
海外送金をする際には、このトランスファーワイズを考慮する価値は十分あると思います。

興味のある人、トランスファーワイズの日本語版のリンクはこちらです。
アメリカの英語版のリンクはこちらです。

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