2018年6月4日月曜日

ソーシャルセキュリティー老齢年金の受給金額

老齢年金(Retirement Benefits)の受給金額


さて、気になる受給金額です。

老齢年金(Retirement Benefits)の受給金額算出方法は、
過去35年間の収入の平均値から計算されます。35年以上の場合、高いほうから35年。35年に満たない場合、割り算の分母は35年(420ヶ月)で計算されますが、期間が短いほど少なくなります。できるだけ長く 多くの収入を得ることが、より多くの受給金額になります。

課税対象収入の上限額が、2018年度は $128,400 です。この上限額を超えた部分は課税対象にはなりません。

老齢年金の最高給付金額 及び 平均給付金額は、
2018年に満期受給年齢での最高給付金額は、$2,788です。62歳での最高給付金額は、$2,158です。
この最高給付金額を受給できる人って、過去35年以上毎年課税対象上限額以上の収入があった人ですよね?少数派だと思いますよ。
ちなみに、2018年の平均老齢年金給付金額は、$1,404です。

では、本題に入りましょう。
受給予定金額はいくらになるのか?

自分それとも配偶者がいくらぐらい受給できるのか、早いうちになんとなく知っていたいですよね?こんなこと思うのは 私だけ?

2010年以前からアメリカに住んでいるいる人は、毎年年金予定受給金額等がわかるステートメントが郵送されていたと思います。が それ以降、廃止になってしまいました。
でも、今はそのステートメントが、オンラインサービスのアカウントを作ることによって確認できるようになりました。

https://www.ssa.gov/myaccount/

Create An Account で、まず自分のアカウントを作ります。

アカウントを作る際は、ソーシャルセキュリティー番号を取得後 結婚・離婚により苗字変更をされた人はすべての苗字を入力。
あと、本人確認のために、クレジットレポートから個人情報に関して質問がいくつかあります。住宅ローンの銀行名、クレジットカード会社名、以前住んでいたストリートの名前や使っていた電話番号などが五択であります。これらの質問に正しく答えられれば、本人確認ができたということでアカウントが作れます。

アカウントでは、収入履歴(Earning History)から、受給年齢による老齢年金受給予定金額や、遺族年金・障害年金の受給予定金額も確認できます。ただ、この金額はあくまでも予定金額で、今現在の収入が満期受給年齢まで続くことが前提で計算されています。

また、オンラインサービスでアカウントを作らず、かつ年金を受給していない人には、60歳の誕生日3ヶ月前にステートメントが郵送されます。それまで待ちたくない場合は、専用のリクエスト用紙に記入後郵送すると、4~6週間後に郵送されるようです。

IRS及びSSA は、電話・Eメールでの問い合わせはしません。郵送のみです。
私の家にも数年前、"IRS"と名乗る電話がかかってきたことがありましたから、皆さんも気を付けてくださいね。

次回は、受給方法について 記事にします。